MODEL S 修理事例
更新日/2024年08月02日8月に入りました。猛暑が続いておりますが、皆様 体調どうですか?
弊社の従業員も、こまめに給水、休憩をとり熱中症にならないように気を付けながら作業奮闘中です。
さて、前回の続きでMODEL Sの塗装工程をご案内させて頂きます。
新品のリヤフェンダーに塗装する為に足付け作業を行います。
分かりやすくご説明すると 紙やすりで新品パネルにざらつきや凹凸をつけ塗料の密着性を高める作業です。
足付け作業が完了したらサフェサー処理していきます。
サフェサー処理とは、本格的に塗装する前に塗る下地塗料のことを言います。 サフェーサーを塗ることで修理後に錆が発生することを防止し、さらに細かい傷やパテを成形する時に付いた紙やすりの目を埋め、小さな凹凸を次の工程の研ぎで修正する準備をします。
サフェサー処理が完了したら調色した塗料を吹き付けます。
スプレーを吹き付ける速度が速すぎると塗装膜にムラが発生するので、均等な時間でゆっくりと作業を進め一度に厚塗りは厳禁で、数回に分けて塗り重ねていきます。
最後にクリアを吹き付けます。
クリア塗装とは、無色透明な塗料を使用した塗装方法です。顔料を含まないため、つや出しや保護コーティングとしての役割に特化しています。
クリア塗装が完了したら 塗装ブースから車両を出し 塗ったパネルにゴミが付着してますので一つ一つ手作業にて取り除き綺麗に仕上げていきます。
その後 組付け作業へと進みます。
組付け作業は次回にご案内させて頂きます。